写真ブログ

ぼちぼち写真をあげています。

夜景~六本木ヒルズから~

  はい。前回に続き夜景編です。

今回はかなり長くコアなお話ですので、多くの方は写真を読み流すべきだと思います。

 

下の方に撮影方法的なのが簡単に書いてありますのでご参考までに...——他サイトの方が絶対分かりやすいですが。

 

 

 今回は六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー屋内 展望台から撮影です。

前回と同じ日に撮影しているため、映り込み対策が全くされていません。ガラスの反射が写ったりしていますが、そこは多めにお願いします——忍者レフが必要か...

 

 前回の記事で少し触れたような触れなかったような気がしますが、著者は夜景を編集すると青寄りの画が大量生産されてしまいます。なので、今回はまずLightroomでホワイトバランスを自動設定した画から見ていきましょう——これ見ないと感覚がマヒします。

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α7M2, flektgon F2.4/35mm, ISO 160, SS 30[sec]

 これがおおむね見た目の通りの色味の夜景です。もちろんこのままでも十分に良い色味であるのですが、著者が偏見を込めて色をいじくるとこうなります。

 

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α7M2, flektgon F2.4/35mm, ISO 160, SS 30[sec]

 実は撮影の段階で画とほぼ同じくらいの色味でした——ホワイトバランスが任意だからです。Lightroomでいじったのは緑を落としたり青に寄せたりしたぐらいです。

以下の画ではこの青によった画が多くなります。

 

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α7M2, flektgon F2.4/35mm, ISO 200, SS 155[sec]

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α7M2, flektgon F2.4/35mm, ISO 200, SS 20[sec]

 上の2枚は大体同じ構図で撮影したものです。注目してほしいのは、色味と右下にはしっている道路です。

色味としては上は前回と同じような色味ですが、下は青と緑の中間色に寄せた色です。このタイプの緑だとなかなかいい味が出ているように感じます。

 

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α7M2, Distagon F2.8/25mm, ISO 100, SS 61[sec]

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α7M2, Distagon F2.8/25mm, ISO 200, SS 20[sec]

 もはや目の検査なのか何なのかといったレベルですが、並べると多少の違いが分かると思います。

今回の投稿では全体の露出はほとんどいじっていません——ハイライトを下げたりはしました。それから編集は1枚1枚編集しているので、1枚ごとのポテンシャルを可能な限り引き出したつもりです——なお、写真・芸術・クリエーター関連の仕事・学業には全く関連のない素人の全力なので悪しからず...。

 戻りまして、上の2枚で分かるのは、安易に明るすぎてもよくないことが分かります。どちらもそれなりによいと思います。

 

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α7M2, flektgon F2.8/20mm, ISO 200, SS 333[sec]

 ただ、極端に明るい建物があったりすると、上のように白で飛ばすのもや無負えなかったり...。この画は構図が単調でないので他とはまたちょっと違った印象ですね。

 

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α7M2, flektgon F2.8/20mm, ISO 200, SS 341[sec]

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α7M2, flektgon F2.8/20mm, ISO 200, SS 384[sec]

 青ばっかりではあれなので、すこし色味を変えてみました。上は紫、下は赤・黄をベースにしてみました。上の画はまた少し違う雰囲気が出ましたが、下の画はいかにもいじりましたな画になっています。拡大すると、赤い点光源が異様な色を発しております。

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α7M2, flektgon F2.8/20mm, ISO 200, SS 337[sec]

 明るさの関係で十字が浮かび上がっています。映り込みは形になっていたので残しました。

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α7M2, flektgon F2.8/20mm, ISO 100, SS 0.6[sec]

終わり。

 

 以下撮影の話。

 勘のよい人なら分かったと思いますが、露光時間のわりに明るくないんです。理由はNDフィルターが外れなくなったからです——後日このレンズは修理送りになりました。ただ、道路を走る車を線としてとらえるのであれば、30秒以上は欲しいところかと思います。30秒以上のバルブ撮影を行うには、三脚とバルブ撮影のできるレリーズが必要です。それから必要に応じてNDフィルターで減光すると露光時間を稼ぐこともできます——ただ、今回は長すぎです。人が多かったら僅かずれでブレたりします。

バルブ撮影の際は、自分で露光時間を決める必要がありますから、Lite Mate Freeなどのアプリを使ってあたりをつけるとよいでしょう。
著者と同じような色が好みの方は、ホワイトバランスを電球や蛍光灯の一番青いやつを選ぶとおおむね同じ色になります。そうでない方はオートにしておけばそれなりによい夜景が撮れます。

それから、広角レンズしか使いませんでしたが、望遠レンズで特定の場所を切り取っても面白いかもしれません。機会があったらやってみたいと思います。

 

はい、今回は長くなりました。

掲載した画は全てhttp://f.hatena.ne.jp/kky129photon/%E5%A4%9C%E6%99%AF/

にあがっております。ご参考までに。

 

Instagramをやっています。毎日1枚挙げていますので、興味のある方は。

https://www.instagram.com/kazuki_y_1222/

 

 

 次回は分かりません。未定です。